2020年現在、「タッチ」から約30年後の世界が舞台である「MIX」が連載中です。
なにを隠そう、私は「タッチ」「MIX」の作者である「あだち充」先生が大好きです!
あだち充先生は、数多くの野球漫画を描いており、
ナイン、タッチ、MIX、クロスゲーム、アイドルA。。。
結構たくさんあります。
そんな中でも、私のあだち充野球漫画ランキング堂々のナンバー1は、
「H2」です!!
「H2」は、私が野球をやっていた頃に連載されていたこともあり、私の青春の1ページであり、バイブルです。
今回は、「H2」を紹介したいと思います!
H2とは?
H2は、1992年32号〜1999年50号まで週刊少年サンデーで連載されていた、あだち充先生による高校野球をテーマにした漫画です。
H2
出版社:小学館
連載誌:週刊少年サンデー
連載期間:1992年32号〜1999年50号
巻数:少年サンデーコミックス 全34巻
少年サンデーコミックスワイド版 全17巻
小学館文庫 全20巻
H2はどんな物語?
この物語の主人公である「国見 比呂」と「橘 英雄」は、中学野球時代のチームメイトで、親友でありライバル。
比呂は、ピッチャーでエース。
英雄は、スラッガーで4番バッター。
二人は中学野球で地区大会優勝を果たすが、
比呂は医師にこれ以上野球を続けると肘が壊れると診断され、野球を諦めて野球部がない千川高校に進学。
英雄は野球の名門である明和第一高校で1年生ながら4番バッターに。
別々の高校に進学した比呂と英雄。
別々の高校に進学したことからはじまる野球の物語。
恋愛要素もあります。
比呂の幼なじみで、英雄の彼女「雨宮 ひかり」。
比呂が千川高校で出逢った「古賀 春華」。
2人のヒロインとの恋愛の物語。
H2の由来は、
比呂と英雄。
ひかりと春華。
名前の頭文字が「H」である「2」人のヒーローとヒロインの野球と恋愛の物語という意味が込められています。
話の中でも、
ポイント
比呂 → ヒロ → ヒーロー
英雄 → 英雄(えいゆう) → ヒーロー
ヒーローが2人で「H2」!と語られる場面があります。
2人のライバルによる野球と4人の恋愛による物語。
それがH2です!
あだち作品の魅力
私が思うあだち充先生の魅力を考えてみました。
基本、私はあだち充先生の全作品大好きです。
中でも、H2はこれらが絶妙なので自然と引き込まれるのだと思っています。
気軽に読める
野球に恋愛に日常に。
描かれるバランス配分が絶妙だと思っています。
いい意味で、興奮しすぎず、力を入れすぎず読めるので、スッと話にも入り込みやすい。
いい意味ですよ!いい意味でラフに読めるのが魅力だと思います。
ちなみにH2は、「野球:恋愛:日常=6:2:2」くらいかな。
テンポの良さ
野球の試合は、結構テンポよくサクサク進みます。
いらない?季節はあっとゆー間に過ぎ去りますw
引っ張りすぎずに、テンポよくどんどん進みます。
ストレスなくどんどん読み進められる。それも魅力。
「あ〜かっこいいな」くらいの男キャラ
すごい熱い男はいません。かっこよすぎる男もいません。
でも「あーかっこいいな。」って、ふと思う、ふと憧れるキャラクターがたくさんいます。
等身大のかっこよさ?をもつ個性的なキャラクターがたくさん登場します。
絶妙な間
会話がないコマ、風景だけのコマ。
感情が大きく動くところ、季節を感じさせるところにそういった表現が使われることが多いと思う。
登場人物が語りすぎず、そういった表現があり、こちらが考える。
なので漫画のことをより一層深く考えて感じることができて、心にずっと残る作品になるのかなって思います。
最後に
スポーツ漫画、野球漫画をお探しのあなた。
H2を手に取ってみてください!
「タッチ」「MIX」を読んでまだ「H2」は読んだことないあなた。
損してますよ!「H2」も読みましょう!
決して後悔はさせません!
それくらい、H2は私の青春であり、声を大にしてみなさんにオススメしたい作品です。
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漫画「タッチ」「MIX」の主要キャラクター「西村勇」の魅力。ライバルであり、三枚目でもある憎めないキャラクターなのです。
面白い作品には必ずと言っていいほど魅力的なライバルキャラクターがいます。 僕の大好きなあだち充先生の「タッチ」にも、上杉 達也には「西村 勇」という魅力的なライバルがいます。 私は、この西村 勇が大好 ...
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